周辺地域の楽しみ

悠久の歴史に育まれた伝統引き継ぐ由緒ある土地柄
石山という町

大津市は本州のほぼ中央に位置し、京阪神・中京・北陸を結ぶ経済および交通の要として、昔から人と物資が行き交い栄えてきました。
大津市は茶の発祥の地として知られるなど古くから農業も息づいており、現在もなお市内には、住宅地と田んぼや畑が隣り合う町並みがあちらこちらに広がっています。
そんな大津市にある石山は、江戸時代では交通の要所として宿場町として栄えつつ、今も数多くの歴史遺産が住民の皆さまに大切に守られ続けており、比良山や比叡山などの美しい風景とともに瀬田の唐橋や石山寺など、生活の身近なところで深い歴史が息づいています。

周辺の巡り

  • 幻住庵 芭蕉が暮らした庵

    石山・瀬田

    歴史的建造物

    松尾芭蕉は元禄 3(1690)年から4か月間、国分の幻住庵に暮らしていました。そのとき47歳の芭蕉が著わしたのが「幻住庵記」です。毎年10月第1日曜には幻住庵芭蕉祭が開催され、一年を通して実施している幻住庵俳句コンクールの優秀賞作品の表彰式なども行っています。

  • 石山寺 四季の花々が咲き誇る名刹

    石山・瀬田

    寺院(観音・不動)

    瀬田川の清流を望む東寺真言宗の寺で、西国三十三所第13番札所です。近江八景「石山の秋月」としても名高い寺院となります。寺名の由来となった巨大な硅灰石(天然記念物)の上に建てられていて、「源氏物語」の作者紫式部は石山寺参篭の折に物語の着想を得たとする伝承があります。紅葉の名所としても知られ、秋にはライトアップが行われております。

  • 瀬田の唐橋 復元した蒸気船で瀬田川を進む

    石山・瀬田

    遊覧船・水中観光船

    びわ湖から流れ出る唯一の川である瀬田川にかかる橋です。全長約260m、古くは日本書紀にも登場し、瀬田の長橋とも呼ばれました。京都への交通の要衝であったことから、壬申の乱(672年)や承久の乱(1221年)など、何度も戦乱の舞台となりました。近江八景のひとつ。「急がば回れ」の語源にもなっています。

ご近所グルメ

  • GRILL STOVE さま

    懐しくて新しい洋食スタイルのレストランです。
    お米は豊かな水と自然に囲まれた信楽町宮町で作られた減農薬米を使用されています。
    汚染のない安全なニューカレドニアの海で100%自然食の餌のみで育てられた天使の海老を使ったエビフライ、粗挽きの『和牛あか牛』『国産三元豚』を使用した極上ハンバーグがおすすめです。

  • coctura 桜井 さま

    ニシムラ薬局からほど近くにある創作懐石料理のお店で、地産地消にこだわり、県内産の食材を厳選し使用しておられます。
    竹垣や玉砂利が施された外観に、大きな梁がどっしりした古民家調の建物で、格子戸を開けると店内にはお香が炊かれていてとても落ち着いた空間です。
    お料理だけではなく、器や生け花といった店全体の雰囲気の調和を大事にしておられます。
    店名のcocturaとはラテン語で『融合』という意味です。

音羽山ハイキングコース

音羽山(おとわやま)は、京都府京都市山科区と滋賀県大津市の境界に所在し、
標高は593.2 mとトレッキング初心者にも優しい山です。
石山の奥座敷である国分二丁目から東海自然歩道を経由し、
音羽山を越え逢坂の関まで抜けるコースは地元住民にも人気で、
週末には多数のハイカーでにぎわいます。

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